Japanese Extra Audio - Floor 1 & 2

• (JPN) Time Clock (301)

  
  

  Japanese audio guide for the Time Clock, #301

  Date created:

  01/01/2004

  Audio Transcript

  [MUSIC—ARCHIVAL TBA, 1915 OR LATER.]

  NARRATOR—時計に表示された注意書きをお読みください。「研究室内は禁煙です。この規則を守れない人は解雇されます。」エジソンはタバコが健康に有害であることを、１９１５年にすでに知っていました。しかし、彼が最も懸念していたのはタバコそのものではなく、タバコの紙が燃えることで放出される有害物質でした。エジソンは葉巻を吸い、噛みタバコを噛むことは止めませんでした。

  時計の横にエジソンの好きな引用句が掲げられています。イギリスの画家であり学者の、サー・ジョシュア・レイノルズの言葉です。「考えるという真の労苦を省くための簡便な手段があれば、人は必ずそれに頼るものである。」

  ビジネスマンや政治家、有名人が図書館でエジソンに会う前にこの玄関ホールで待たされることがあると、様々な物を見て時間を過ごしたものです。例えば、時計と反対側にある額に入った旗ですが、これは全国エジフォン販売者協会より１９２０年にエジソン氏に贈られた物です。オフィスでの口述筆記用装置として再設計された蓄音機、エジフォンの発明４３周年記念と印されています。また、ニュージャージー州スチュワーツビル近郊のエジソン・ポートランド・セメント・カンパニーの工場の写真、警備員の夜警を管理する当直員の時計、装飾的な彫刻を施した火災警報パネルもあります。

  メインツアーを続ける場合は、米印キーを押してください。

 

• (JPN) Edison The Brand (302)

  
  

  Japanese audio guide for Edison The Brand, #302

  Date created:

  01/01/2004

  Audio Transcript

  NARRATOR—近くにある映写機をご覧ください。トーマス・エジソンの署名が、ブランド名として輝いています。もう一度、バーニー・カールソン教授です。

  BERNIE CARLSON—エジソンはいろいろな意味で、人格がブランドとなった初めての例でしょう。１９１０年にトーマス・Ａ・エジソン社が創立された時、社長のフランク・ダイヤー弁護士は、複数のことを同時に進める決意をしました。まず最初に、この偉大なる発明家の二巻にわたる公式な伝記を共同著作すること。そして、実に法律家らしいやり方ですが、トーマス・Ａ・エジソンという署名の著作権を取得しました。この独特な署名は、ＴＥＡ社が製造するすべての製品に表示されました。また、エジソンの写真にも著作権に関する制限をつけ、おびただしい数の製品に表示しました。最も顕著な例は、今日人々の収集の対象になっている蓄音機のシリンダーです。

  NARRATOR— １９３１年にエジソンが亡くなるまでに、彼は地上で最も有名な人間だったと言えます。ツアー全体を通してご覧いただくエジソン社の様々な製品には、彼のブランド名が付いています。

  他の詳細説明をご希望の場合は、番号付きのオーディオラベルを見つけてください。メインツアーに戻るには、米印キーを押してください。

 

• (JPN) Edison the Business (303)

  
  

  Japanese audio guide for Edison The Business, #303

  Date created:

  01/01/2004

  Audio Transcript

  NARRATOR— トーマス・エジソンは高度の難聴に悩まされつつ、会社を経営していました。ビデオモニターで、従業員がエジソンに話している様子をご覧ください。ほとんどの人が体を乗り出していて、エジソンは耳に手を当てています。こちらはエジソン研究所の初代所長、ノーマン・スピーデンです。

  NORMAN SPIEDEN— 耳が聞こえない方が真実を得ることが多いと、彼はよく言っていました。エジソンはこの広い図書館で仕事をしていました。彼の命令に従わなかった者や、何か馬鹿なことをした者はエジソンのデスクに呼ばれて、何をしたのか説明させられました。エジソン氏に聞こえるように耳元で大声で説明しなければならず、図書館で働いている６人の人に聞こえるので、うそをつけばすぐわかってしまうのでした。[1]

  NARRATOR— １９２０年代の初期、エジソン社に入社を希望する人たちは、一般知識と技術的知識の筆記試験を受けました。試験問題はエジソン自身が作り、範囲は地理、天文、経済、文学、歴史、その他の分野にわたるものでした。エジソンの試験に出た次の３つの質問に答えてみてください。１．最も有名なバイオリン製作者の名前を挙げてください。２．地球と太陽の間の距離は何マイルですか。３．ティエラ・デル・フエゴはどこにありますか。

  NARRATOR— 最も有名なバイオリン製作者はストラディベリウスでした。そして、地球と太陽の距離は９３００マイル。ティエラ・デル・フエゴはアルゼンチンです。

  エジソンは大学には行きませんでしたが、彼が出した質問の答えを全部知っていました。教育を受けたアメリカ人なら答えを知っているはずだと思ったのですが、息子のセオドアはマサチューセッツ工科大学を卒業したのに、エジソンの試験には合格しませんでした。エジソンの試験問題集がニューヨークタイムスに載った時に、アルバート・アインシュタインも不合格だったと伝えられています。

  他の詳細説明をご希望の場合は、番号付きのオーディオラベルを見つけてください。メインツアーに戻るには、米印キーを押してください。

 

• (JPN) Edison The Legend (304)

  
  

  Japanese audio guide for Edison The Legend, #304

  Date created:

  01/01/2004

  Audio Transcript

  NARRATOR—トーマス・アルヴァ・エジソンは、１９３１年１０月１８日に逝去しました。従業員ポール・キャサコーヴはエジソンの葬儀の儀仗隊の一員でした。１９７０年にキャサコーヴが、暖炉の上の大時計のことを語っています。

  PAUL KASAKOVE— あの時計の針は、ご覧のように３時２６分くらいで止まっています。トーマス・Ａ・エジソン氏がグレンモントの自宅で亡くなった時間と、ちょうど同じなんです。長男のチャーリー・エジソンはご存知の通り後にこの州の知事になった人ですが、チャーリーは父親の葬式には何千人もの人がお別れに来ることを予測し、この図書館に安置すれば、人生の大きな部分を過ごした場所でもあり、人々もお別れができるだろうと考えました。それでここに来て、ちょうどこの場所に、父親が亡くなった朝に、どの位置が良いか見に来たのです。さあ、チャーリーがここに立ってぐるっと見回した時に、今何時だろうと、たまたまあの時計を見上げました。すると、時計の針が止まっています。今と同じ位置です。もちろん、お父さんが今朝亡くなった時間だと気づきました。会う人ごとに聞いて回りました。誰が時計を止めたんだろう。誰が時計を止めたんだろう。ところが、自分が時計を止めたという人は、とうとう見つかりませんでした。とても不思議な話ですが、主が死んだ時に止まり、それからずっと動かない時計なんです。[1]

  NARRATOR—— 他の詳細説明をご希望の場合は、番号付きのオーディオラベルを見つけてください。メインツアーに戻るには、米印キーを押してください。

 

• (JPN) Machinists (305)

  
  

  Japanese audio guide for the Machinists, #305

  Date created:

  01/01/2004

  Audio Transcript

  [SOUND—MEN TALKING IN THE BACKGROUND (DIFFERENT EUROPEAN LANGUAGES, INCLUDING GERMAN, SCANDINAVIAN).]

  NARRATOR—作業員たちは、ここにあるような工具箱や弁当箱を持って、ウェストオレンジ研究所に出勤しました。

  BERNIE CARLSON—何年もの間エジソンは、ウェストオレンジの大型機械工場に１０人から数十人の作業員を抱えていました。実に様々な人を雇いましたが、特にドイツや北欧諸国からの移民を好みました。作業員の賃金はあまりよくなかったため、定期的に人の出入りがあり、大型機械工場は退職率が高い傾向にありました。

  NARRATOR—しかし、信頼された製作機械工はエジソンの中枢グループとなり、何年も在職しました。その一例がスイスからの移民であるジョン・クルージーです。彼はエジソンが描いた簡単なスケッチを基に、最初の蓄音機を製作しました。

  BERNIE CARLSON—機械工場の熟練作業員に加えて、大勢の単純作業員や少年も雇っていました。ウェストオレンジで雇われていた“少年”というのは、１０代の男の子のことです。ウェストオレンジで働く少年たちは、様々な任務をこなしました。機械工場の小さな仕事やメッセージの配達、そして一般的には、ウェストオレンジにおける発明の方法について学びました。

  NARRATOR—メインツアーに戻るには、米印キーを押してください。

 

• (JPN) Scientific vs. Craft Knowledge (306)

  
  

  Japanese audio guide for Scientific vs. Craft Knowledge, #306.

  Date created:

  01/01/2004

  Audio Transcript

  NARRATOR— こちらの柵で囲まれた区域で、作業員が壊れた工具や機械の修理をしました。トーマス・エジソンはウェストオレンジの施設を、完璧な自給自足型の施設として設計しました。修理工場、動力源や水源、十分なスペース、資材。様々な研究を同時に進められるための装置を施設内に備えていました。

  雇用主としてエジソンは、学校教育よりも実践的な実体験の方に、価値を見出していました。

  BERNIE CARLSON— エジソンは相当な人数の科学者を雇いました。その中には有名な科学者になり、マサチューセッツ工科大学の教授になったアーサー・ケネリー。演説を放送するというラジオの初期の用途に貢献した、独立発明者のレジナルド・フェッセンデン。そして、数え切れないほど多くの有能な科学者や物理学者たち。しかし、エジソンにとっての主要な人物は職人であり、熟練作業員だったのです。自分の手を使って、どのように作業するかを熟知している人たち。資材の成型の仕方を知り、改良点を見つけられる人たち。こういう男たちがマッカーとなったのです。

  NARRATOR—メインツアーに戻るには、米印キーを押してください。

 

• (JPN) Kinetograph / Kinetoscope (307)

  
  

  Japanese audio guide for Kinetograph / Kinetoscope (307)

  Date created:

  01/01/2004

  Audio Transcript

  NARRATOR— お近くのビデオ画面に、ウェストオレンジ研究所で行われた、初期の実験の短い映像がいくつか写っています。その中の１８９１年の短い映像には、インディアンこん棒でジャグリングをしている運動選手が写っています。この人が立っている位置は、今あなたがいらっしゃるあたりです。エジソンのマッカー、ウィリアム・ディクソンと彼のアシスタント、チャールズ・ブラウンは、機械工場のそばに沿って並んでいた、間仕切りで区切られた研究室で仕事をしていました。彼らの仕事は、エジソンが「活動写真映写機」と名付けた発明品を開発することでした。

  BERNIE CARLSON— 活動写真映写機は、エジソンの奇抜な発想から生まれました。蓄音機を耳で聴いて楽しむように、目で見て楽しめる機械を作ろうではないか。エジソンは一度に一人づつ見られるように機械を作れば、最も利潤性が高くなると考えました。彼はそれを５セント投入式マシンと呼び、マッカーの一人、ウィリアム・Ｋ・Ｌ・ディクソンにこのプロジェクトを任せました。

  BERNIE CARLSON—ディクソンは連続した瞬間静止画像を利用することを考えました。これを映写すれば、グループとして数人がそれを見ることができると考えたからです。ディクソンはこの考え方に従って機械を組み立て、エジソンに見せました。最初の映像はディクソンがカメラに近づいて行き、帽子を持ち上げてエジソンに挨拶しています。エジソンは、ディクソンが製作した機械を一度見ただけで却下しました。基本的にエジソンがそれを却下した理由は、プロジェクターを望んでいなかったためです。彼が考えていたのは覗きカラクリの一種で、一人づつ順番に見られるものでした。この覗きカラクリの機械は、ゲームセンターで、そして特に１８９３年のシカゴ世界博覧会で大成功を収めました。活動写真映写機のエピソードが表しているように、エジソンにとって発明とは良い装置を作ることだけでなく、実践的な市場戦略にも力を注ぐことだったのです。

  NARRATOR— メインツアーを続けるご用意ができましたら、中央通路を進みドアを通ってから、米印キーを押してください。

 

Japanese Audio Guides

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  Extra Audio Guides

  Extra Audio Guides, Floor 3 (JPN)

  Extra Audio Guides for Edison's Laboratory, Third Floor (Japanese)

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  Extra audio guides for the Edison Laboratory courtyard. (Japanese)

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  The audio tour of Building 5 - Main Lab (Japanese)

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